〜人間国宝美術館〜 細川護熙(ホソカワモリヒロ)作品を常設展示しております
特別企画展
特別企画展「人間国宝の人形」
ごあいさつ
人形は、夢とロマンをさそう麗しい美術品として、とくに女性のあいだで人気が高い工芸です。当人間国宝美術館では人間国宝に認定されている7名の作家の作品を中心にして積極的に収集を計ってまいりました。その結果、一堂に会するまで作品が充実してまいりましたので、このたび、特別企画展を開くことといたしました。
特に優秀な作家として堀柳女
(ほりりゅうじょ 1897-1984)
・平田郷陽
(ひらたごうよう 1903-1981)
・野口園生
(のぐちそのお 1907-1996)
・鹿児島壽蔵
(かごしまじゅぞう 1898-1982)
という代表的な4人を挙げることができます。日本を代表するこれらの作家の作品を中心に総計40点陳列いたします。人形制作の技法も桐塑・紙塑・木目込み法・衣装被せなど多彩です。テーマはおおよそ日本の伝統的な人物に従っていますが、中国、ヨーロッパ、そして空想の世界へと造形の幅は広がり、作家の想いはふくらみます。
単なる玩具の領域をはるかに超えた、夢幻的な調べは皆様を浄化された美しい世界へといざなうに違いありません。どうぞ、ごゆるりとご静観いただき、日本独特の典雅な人形の造形美に清遊していただくことを念じております。
平成20年3月吉日
人間国宝美術館